福岡市営地下鉄3号線マークは平成12年ごろ(だったとおもいます)、1、2号線のマークを製作していた西島伊三雄先生のところに福岡市交通局から依頼がありました。
その際、空港線などでマーク製作のお手伝いしていたのと、ちょうど沿線に住んでいたこともあって、西島先生から「六本松から先はよう分からんから、暇なときでいいけん、あんた考えちゃってんしゃい」と言われていました。
ところが、実際に製作に取りかかる前に、西島先生は体調を崩されそのまま亡くなってしまわれました。
宿題のようになっていてずっと気になっていましたので、その遺志を継ぎ西島先生の長男である西島雅幸氏と共同で製作したのがこのマークです。
2005年春に無事開業し、現在頻繁に利用していますが、マークを見るたび西島先生を思い出し懐かしくなります。各駅には西島先生の絵が陶板になって飾られています。